会長挨拶
発展する支部活動
- 八木 雅之
- 教育学部同窓会長
前号で、「支部活動の充実を」と題して拙文を発表させていただきましたが、今回は一歩踏み出しました。というのも、昨年暮れに嬉しいこと〜新規の支部登録の届け出〜があったのです。しかも、新しい視点を提供するものでした。
従来の支部は地域もしくは同期生による集合体を基本として結成されていますが、今回の申し出は何と教科領域の先輩・後輩によって成り立っている、いわば、縦割り体なのです。提出された資料を拝見すると、大学時代からの交流が脈々とつながっており、グループ活動を通して培った友情が色濃く感じられました。しかも、グループの規則やグループ歌まであるのです。会員数も100名を超え結成50年に及ぼうかという見事なものでした。
支部活動が多様化し、文字通り縦横に動いていくことは同窓生にとって大いに頼りがいのあるものとなりましょう。これを機に、新しい視点に立った支部活動が考えられるかもしれません。同窓会の発展は身近な支部活動こそ基本、ということを実感した出来事でありました。